職長教育

異常時における措置~職長教育~

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異常やトラブルとは何か

異常とは普通でないことと考えてみては如何でしょうか。

予期せぬ事態であるから異常なのであり、許容範囲内のトラブルであれば異常であると言えません。

最初は許容範囲を超えるトラブルでない場合であっても、基準からのズレを放置することで、徐々に基準から外れ、異常となることは避けられません。

異常なことの要因には、作業者,設備など全てのことが対象です。

そのため、常日頃から普通と何かを考え、普通を感じ続けることが必要です。

普通が何かを知らずに異常を見つけることはできません。

異常事態

 

異常を感知する手段は何か

設備であれば稼働時に発生する音の違いなどは耳で異常を感知する代表例ではないでしょうか。

常日頃は小さな音であった機械が大きな音を出す・・・これって明らかに異常ですよね。

さらには、音の高低も気に留める必要があります。
音の高さが変わるということは何処かに原因があり、異常を発しているサインなのです。

設備から発する熱や臭いも、異常を見つける重要な要素です。

加工設備などであれば、その工程が発生する廃棄物(粉じんなど)は判断基準と言えます。
切削機械であれば切削速度により排出させる廃棄物の大きさや色は異なります。

どれも普通でないことにより異常を発見することができます。

この異常を感知するには、常に現場を見ている作業者や職長でなければ不可能なのです。

どんなに知識豊富なコンサルタントでも現場の普通に関しては、現場を熟知している職長には敵いません。

作業員

 

現場で異常を発見したときの対処

現場異常が発生した場合にはどうすれば良いのでしょうか。

まずは職長冷静に対応することが不可欠です。

異常が発生すると誰もが慌ててしまいます。
しかし、慌てても何も解決しません。

まず、どこの部分が異常なのかを正確に把握する必要があります。
勿論、上司への報告は必要です。
しかし、人的被害が及ぶ可能性があるにもかかわらず、報告優先などと異常のある機械を稼働させていては災害が発生します。

やみくもに作業者へ行動を指示し、混乱を招くことは避けなければなりません。

異常機械を止め、5W1Hで確実に職長現場を把握する必要があります。

その原因を把握することにより、どの箇所で異常が発生したのか、停止させた機械には時間的余裕はあるのかなどを考えます。

・応急処置が可能なのか。
・どの程度の急務なのか。
・具体的な対応策や関係部署の範囲

など現場の流れを考え、職長は作業者からの実態把握や、管理職への報告などを行わなければなりません。

*5W1Hとは、いつ(WHEN),どこで(WHERE),誰が(WHO),何を(WHAT),なぜ(WHY),どのように(HOW)

判断~職長教育

 

異常を発見する方法

異常な事態はできれば避けたいのは誰でも同じではないでしょうか。
異常事態を発見する職長の7つの習慣とは、

1.現場を絶えず巡回し診る。(普通の把握に徹する。)
2.作業者の普通に対する教育。(一人での限界。)
3.設備のメンテナンス精度を高める。(リスクを軽減する。)
4.作業者の行動に目を配る。(普通を見る人の統一化。)
5.前日との違いを見つける。(間違い探しをする。)
6.リスクアセスメントを実施する。(リスクを共有する。)
7.職長の脳裏は常にリスクアセスメント中である。(リスク回避の先読み。)

発見~職長教育

 

異常は早期発見により解決できることも多いため職長は常に現場を見る必要があります。

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