営業職の心構え

営業訪問の時間を考える

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訪問内容により時間を変える

訪問営業は内容により時間帯を変えることを心掛けましょう。
訪問することは相手の時間を割くことでもあります。
自分勝手に時間を誇示していては商談は成立しません。
しかし、相手の時間ばかりに合わせていては効率の悪い営業となります。
そのため、訪問目的に応じてた時間帯を狙うことも効果的です。

新製品のPRによる訪問

製品やサービスを販売することが営業職の役目です。
相手に時間がないことを理由に諦めさせることは避け、
その後に商談予定がない時間帯を選びましょう。
例えば、昼休み前の11時ぐらいや、業務終了前の4時ぐらいなどであれば、相手が興味を示したが時間切れとはなり難いことが考えられます。
興味のある製品であれば休み時間などであれば少しの延長は気にしないはずです。

上司の同行による訪問

一般的に「表敬訪問」と表現されるのではないでしょうか。
相手に敬意を示すため、上司を連れての訪問ですから、互いに構えた状態となります。
そのため、絶対に避けなければならない時間休憩時間です。
始業開始直後や終業間際など余裕のない時間帯においても表敬訪問は行うべきではありません。

売上金の集金による訪問

口座への振り込み電子決済が多い時代ではありますが、現金取引約束手形での集金は存在します。
午前中に支払いをすることを嫌がる人は以前からの風習として存在します。
しかし、回収不能は絶対に避けなければなりません。
そのような場合、相手方の経理担当者は一日中支払い対応を行っていることから昼休み終了直後の1番手が理想です。

クレームに対するお詫びの訪問

トラブル発生については時間帯は関係ありません。
結論は、即行動です。
この状態で相手にアポイントと取るなどはムダです。
相手が不在や多忙で会えないかもしれないなどの二度手間などと効率を考えていては状態は悪化します。
まずは現場へ行くことです。

提案型営業を遂行している営業職は訪問する目的が定まっているはずです。
その目的に合わせて時間帯を調整し有効な商談を行わなければなりません。
それは自分自身の時間のムダを解消することにもつながり、顧客の時間を大切にしていることにもつながります。

 

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