営業職の心構え

営業職が顧客に与える情報

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顧客が欲するもの

顧客は訪問営業を受け、そこで、提供される製品やサービスを購入することを期待しているのではありません。
その製品やサービス生まれる効果を購入しているのです。
そのため、訪問時に相手の欲する事項を知らなかったり、不明確であれば、提供する製品やサービスが顧客が欲するモノと差異が生じます。
製品やサービスを提供しやすい環境作りを行うには、顧客が欲するモノを改めて精査する必要があります。

最近の顧客情報を入手する

以前とは違い、情報を入手しやすい社会となっています。
情報を発信している顧客の立場で考えるのであれば、「うちのことを知らないな!」などと判断されてしまいます。
顧客のことを知るためには日々の情報収集は欠かせません。
新聞での業界の話題,インターネットでの顧客のサイト閲覧や最新のブログなどは必ずチェックしましょう。
さらに、訪問時間より少し早めに行動し、訪問先の周辺を一周するなどにより、顧客の現状を生で把握することも有益な情報源となります。
今更、私はネットが苦手新聞を読む習慣がないなどの言い訳は通用しません。
出来ないことを理由とする人は、顧客から信用されず、最後には言い訳しか残りません。

お土産を持って行く

お土産と行っても旅行の土産物ではありません。
顧客が関心を抱く情報などを準備することです。
手ぶらで訪問し、相手が話を切り出してくれることを待っていたのであれば、相手には時間のムダが生じ、会うことを嫌がる原因作りとなります。
関心を抱く情報を10個提供すれば、相手から1個有益な情報が得られるのではないでしょうか。

   顧客満足度(CS)は製品だけではありません。
情報提供により自分の価値を高めることにより、販売する製品やサービスの価値を高めることに繋がります。
   そのためには顧客情報だけでなく市場についてもアンテナを張り常に他社より情報の先取りを図りましょう。
     圧倒的に早い必要はありません。
半歩早ければ良いのです。

 

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