コストダウンを目指す
コストダウンは常に意識することは必要ですが、取り組む理由を忘れてはいけません。
利益追求であることは間違いありませんが、ムダを省くあまりに、顧客ニーズを無視したコストダウンを行えば製品に影響を及ぼし、顧客が離れてしまいます。
コストダウンは製品の利益増を図る一つツールに過ぎないことは忘れてはなりません。
企業一丸で取り組むことが必須条件
企業全体で取り組まなければ成功はしません。
ムダ取りはボトルネックの発生により、すべての効果が失われることも否定できません。
全員が一丸となりムダ取りに挑むことにより、コストダウンが可能となるのです。
落穂ひろいの如くムダを拾う
企業は継続し、存続することが基本です。
そのため、一攫千金を狙った一度限りのムダを省く方法よりも、少額でも継続できるコストダウンを図るべきです。
1時間あたり10円のコストダウンでも、同じ動作を50人が行えば、500円/時間となり、4,000円/日の効果が生まれ、その部分だけを見ても1年経すれば、約100万円の利益を創出させることが可能となります。
事業を継続するために利益を創出する。
利益を創出するためにムダを省く。
落穂ひろいの如く小さなムダを摘むことから利益が生まれます。