何故、納期があるのか
取引相手に対し納期回答を行わない商売はどのような業種があるでしょうか。
在庫があれば、「即納できます!」と回答でき、在庫切れで欠品中の場合は、「次回の生産上がりは〇日後になります!」などが必要となるのが当然です。
お客様は必要だから購入します。
購入して、その製品を使用したいと考えるのは当然のことではないでしょうか。
その使用したい欲望は永遠に続くわけではありません。
いつ届くのか分からない製品に欲する気持ちはありません。
御客様を大切にする
御客様のことを思い、御客様目線で接客応対などを行う気持ちがあれば、御客様へお届け日(納期回答)を伝えることは必要だと思えるのではないでしょうか。
製品の納期を考えることを意識しないことは、御客様のことを無視した自己中心的な製造や販売を行っているに過ぎません。
好きな時に作り、そして販売する人ことを行っている人から製品を買いたいと考える人はいるのでしょうか。
そのような人に御客様が望む製品を提供するころができるのでしょうか。
コストパフォーマンスと併用する
御客様が求めていることは、適切な対応に加え、コア価格に適応することも重要です。
御客様は「欲する製品」を「欲しいとき」に「欲しい価格」で、さらには最高の応対を望みます。
「欲しい価格」を実行し、その価格で利益を生み出すには、製品の生産過程や物流、販売方法などのコストパフォーマンスを精査する必要があります。
そのあらゆる過程の効率化を考え、コア価格を目指す必要があります。
時間や労力の有限性
御客様が望む価格である「コア価格」は無料ではありません。
製品によりコア価格は異なります。
そのコア価格は適切でなければなりません。
製造や販売手段を削減できても「0」とすることは決してできません。
人やモノが動けばコストが生まれます。
「0」コストはありえません。
コア価格を目指すことと無料を目指すことは違います。