5S活動

ムダ・ムラ・ムリの基本は5S活動

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整理・整頓・清掃・清潔・躾

ムダを省くことには5Sが出来ない会社では成り立たない。
ムダを省きたいのであればムダなモノを省くこと、すなわち整理をすることが先。
ムラを省きたいのであればムラの原因を省くこと、すなわち整頓をすることが先。
ムリを省きたいのであればムリの原因を省くこと、すなわちムリな作業となる備品の清掃をすることが先。
5Sができずにムダを省きたいなどあり得ません。
ゴミ満載そのものがムダ・ムラであり、ムリな行為なのです。

5Sの基本の3S

6S7Sを掲げる企業が存在しますが、基本は3Sの整理・整頓・清潔です。
3つのSが出来ないにもかかわらず7Sなどの応用編はムリ。
この3Sが出来ないのにムダを省きたい。
それは、ありえません。
まずは、整理・整頓・清掃が基本です。
要らないモノを捨てれない、製品の整頓が出来ないなどが生じるのであれば、まずは、3S活動を行いムダ・ムラ・ムリを発見することが先決です。

目先のことにとらわれない

ムダを省きたい。
当然のことではないでしょうか。
しかし、まずは、散乱している現場を見直しましょう。
それこそがムダな動きの宝庫です。

製品を跨ぐ行為

顧客へ納品する大事な製品を跨ぐなどの失礼な行為をしていませんか。
お金となる大事な製品を跨ぐことは製造した製品を蔑ろとしているだけではなく、顧客に対しても同様の見方をしています。
顧客が跨ぐ行為を見た場合に製品に対する扱いが判断できます。
売上(お金)を生む製品です。
粗末に扱うべきか否かは経営者の方針が問われます。

清掃委託はしない

会社の清掃を他社に依頼することは清掃を時間のムダと考えて、お金で隠していることです。
汚さない散らかさないことに対する気持ちを軽減している要因になります。
散乱させた要因を払拭するためには清掃は作業を行った人が行うことです。

ムダ・ムラ・ムリを省きコスト削減を図りたい企業は多数あると感じます。
しかし、5Sのみならず3Sができず、片付けられない企業は、まず、いらないものを捨てる。
ゴミ箱は小さいほど良いのです。

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