業務改善の考え

工場内で右脳を活かし色で区分する

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左脳で数値、右脳で色を認識する

人は文字や数値で判断することに加え、視覚を用いて認識することができます。
左脳と右脳のダブルチェックすることでミスを削減することが可能となります。
左脳で数値を認識し、右脳で色を認識する効果を発揮することができます。

首都圏の電車に例えられる色分け

路線図は各色で分けられており、正確に路線名を覚えていなくても「赤い電車」や「青い電車」などと説明をしている人は少なくありません。
視覚で感じることは文字などとは違う感覚で認識されるため間違いを少なくしたり、危険の有無の判断にも有効です。

保管用の棚や看板の色分け

資材位置を番地だけでなく、色で管理する手法も効果を発揮できます。
「1番の赤い棚から〇〇を持ってきて!」などの右脳と左脳の両方を活用し伝達を確実なものとします。
看板や掲示版なども文字認識に加え、板を色別することで右脳を活性化出来ます。
双方が明確となれば確実性が増し、作業に自信が生まれ、不安感も減少されます。

危険な表示は黄色・赤色

信号を知らない人はいません。
赤信号は止まれ!
青信号は進め!
信号には止まれや進めとは書かれていません。
赤い表示を見ると、当然の如く躊躇します。
右脳で判断できる信号表示を活用し、危機管理によるコストダウンを図ります。

作業スペースの確保

作業を行うことには、加工が生じ危険が伴います。
作業スペースは黄色で囲うことをお勧めします。
(黄色を目立たせるために黄色と黒色も可能です)
荷物を移動させている人が作業場に入ることを躊躇するために注意を促す黄色を用いて表示します。
安全配慮の観点から、ここに立ち入ると危険であることを促す意味から危険を警告します。

左脳と右脳の両方で判断を行えば、正確性を増すことができます。
右脳を使い視覚で判断し、左脳を使い思考で精査する。
瞬時の判断を行うには、判断できるための事前準備は不可欠です。

 

 

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