作業手順の方法

工数を削減して時間を作る

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工数の削減は手抜きではない

作業手順の工数が多いことを良い仕事と考えていないでしょうか。

手間暇かけて苦労して仕上がった製品が決して良い製品とは限らず、少ない工数で完成した製品が粗悪品であると決めつけてはいませんか。

その要因は、工数の少ないことを手抜き作業であると感じているからではないでしょうか。

工数を低減させることとは、

製造方法の中からムダな動作を省き時間を作ることであり、

手抜きとは、

やるべきことをやっておらず、単に作業を省いたに過ぎません。

工数削減がどちらに関与するかは、その工程で仕上げられた製品を検査すれば一目瞭然です。

手抜きと工数削減の違い

 

同じ作業をすることに留意する

決まった作業を行うことは生産能率を考えたり、製造ミスをなくす上で重要な要素です。

同じ作業をすることを一般的にルーチンワークとも言います。

ルーチンワーク同じ作業)と言うぐらいですから一日の作業において何度も行う作業です。

その作業が仮に1つの製品に10秒あり、その製品を50個製造するとすると

10秒×50個=500秒の短縮効果を得ることができます。

同じ作業工数を削減することができれば大きな効果を期待できます。

工程において同じ作業を見直してみましょう。

同じ作業をまとめることに努めれば工数の削減が可能となります。

ルーチンワーク

 

真逆の作業に留意する

真逆の作業とは、例えば開閉作業や出し入れ作業などです。

フタを開けて製品を取り出しフタを閉める作業。

この開ける工程、閉める工程を減らすことにより工数は削減できます。

開ける工程が削減できれば、自動的に閉める工程も削減されます。

その作業双方がムダとなることで工数を削減できます。

製品を包むから開ける作業

加工する製品を梱包状態から開封するなどは良くある作業風景ですが、ここには動作のムダをなくすことができる要因があります。

この加工する製品が梱包されていなかったらどうでしょうか。梱包をあけるという開梱作業を無くすことができます。

さらには、前工程の梱包する作業も削減することが可能となります。

梱包や開梱作業をすべて削減できなくても、簡易梱包などに変更することを、考慮して工数削減に取り組まなければ時間短縮は出来ません。

ムダな梱包工程を削減すれば時間のみならず資材のコストダウンも可能です。

製品を移動・回転させる作業

製品加工において、製品のを回転作業や向きを変える作業などや、移動させるなどの作業頻度について考えましょう。

加工→移動→加工→移動→加工→移動

など作業工程は、随所に移動作業が含まれることとなり、移動時間のムダが発生します。

この変換手順が大きなムダを発生させます。

個の例での加工回数が3回から1回へと工数を削減できれば、時間だけでなくミスも削減されます。

取り組んでいる工数の削減によって製品のクオリティが下がったり、製品不良率が高まれば手抜き改革であると考えられます。
一部分を直視していたのでは、工数削減ではなく手抜き改革へとなってしまいます。
工数を削減するには現在行っている工程を図式化して、全体を俯瞰することをお勧めします。

 

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