業務改善の考え

顧客重視による生産

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市場を分析して製造する

製造する製品の市場分析は必ず行わなければなりません。
流行などの市場の変化,技術革新による新規事業の参入などの様々な要因を考え生産計画を立てなければなりません。
現場の都合により製造する、もしくは、納期が遅れるなどは単なる自己都合に過ぎません。
顧客が必要とする製品を作る。
売上を作るためには、当然のことですが、分析が無ければ利益を生み出すことは出来ません。

川下産業・川上産業の両方を分析する

顧客という表現をすると川下産業のみを考える人が多いと思われますが、川上産業も大事な顧客です。
資材を供給する会社の市場分析を行わず、生産計画を立てることは、単なる夢物語です。
夢物語を夢で終わらせないためにも、市場を十分に分析し、顧客重視を行った生産計画を図る必要があります。

納期遅れは客離れの要因

沢山の受注により生産が追い付かないことを単に売上が順調に伸びていると思っていないでしょうか。
営業が頑張って受注した製品は、製造する人が顧客が望む納期に間に合わせることで顧客満足度は上昇します。
過度な受注に対し、無理だ!などの一言で片づけることは、購入していただいた顧客の事を考えていない単なる自己都合です。
チャンスを自ら放棄し、都合の良い時だけ、仕事をする。
そんな身勝手な生産方法では企業は成り立ちません。

売れる製品だけ作る

1か月後、1年後、10年後を計画し、生産予測を立てます。
もちろん、10年後の生産品目や生産数量などは具体化できるものではありませんが、経営計画とリンクします。
製品は何のために作っているかを考えてください。
社長の自己満足の為であれば売れなくても良いでしょうか。
しかし、大半の会社は、利益を創出するためです。

   常に売れる製品を探し、作り続けなければなりません。
   永遠に売れる製品など存在しません。
   そのためには、10年後の経営計画を立て、市場分析の元、顧客が欲する製品を製造することです。

 

 

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