業務改善の考え

現場にあるモノはすべてお金である

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資金無くして企業なし

会社を創業した人が痛感していることは当然ですが、企業にある資材や設備などは現金にて支払わない限り存在しません。
当然のことですが、会社にあるものすべてが購入した財産なのです。
そのことを考えず、会社にあるものを当然に与えられたものと考えていてはムダ取りを行うことは出来ません。

落ちてる現金は拾う

現金が落ちていたら拾うことが普通だと感じます。
その現金を見ないふりして、更には、踏む行為にまで至る人はいないのでないでしょうか。
備品や資材などが散乱している現場を当然のことと捉え、その資材を踏んだり、跨ぐなどの行為により避けている状態では資材の価値観を「」や「ゴミ」であると考えているに過ぎません。
現金で支払ったモノを「ゴミ」と捉えることができるでしょうか。

資材手配を共有する

自分の財布から現金を取り出し購入した製品を粗末に扱う人はいないのではないでしょうか。
粗末に扱うのであれば、最初から購入しなければいいのではと感じます。
そのため予算から資材購入に至る経緯までを共有することにより粗末に取り扱うことが減少します。
そこから生まれる製品価値により仕入のムダを削減することが可能となります。

率先垂範で生まれる貴重価値

上司・先輩の資材や備品に対する取扱いは皆が参考とする貴重な事例となります。
上司・先輩が乱雑に扱うなどの行為は、乱雑に扱う手本を生む要因ともなり、相乗効果として乱雑行為が波及していきます。
率先垂範資材や備品を大切に扱う姿を示し、すべてが財産であることを教示することは必須です。

   現金がなければ会社は存続しません。
存在する資材や備品はすべて現金から生まれたモノです。
購入に携わっていない人は製品価値が減少し次第に「無」と感じることになります。
モノ=お金であることを再認識しなければムダは省けません。

 

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