職長教育

作業手順の定め方~職長教育~

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作業手順の必要性

職長教育~作業手順

機械への動作指示は、結果だけではなく、動く過程まで指示しなければ動きません。
反面、人は結果のみで動くことができます。
作業者が独自に作業手順を考え遂行することは、臨機応変であると良い判断をすることも可能です。
しかし、作業する人によって手順が異なることは、品質や納期が異なり顧客満足度の低下を招くだけでなく、作業に危険が伴う恐れもあります。
作業の手順を定め、誰もが同じ手順で作業することにより出来上がる製品の品質は統一され、作業時間の個人差もなくなります。
効果として、製品を作るための原価を計算することができます。
作業手順を定める際には、「安全性」「品質」「原価」「納期」「効率」などを考え、標準作業であることが必要です。

作業手順書とは

職長教育~記録

標準作業人の記憶だけで行った場合、作業者により捉え方が異なったり、時間とともに記憶が薄れるなどの要因により作業標準化されません。
機械は常に同じ作業を繰り返すことが可能ですが、人は曖昧にできるという特徴を持っています。
その曖昧な部分が原因となり、作業手順の間違い精度の乱れを引き起こします。
作業手順記憶ではなく記録された手順書により成り立ちます。
作業手順書作業者の横に常に寄り添い、必要なときに確認できるように、確認作業のムダが発生することなく見ることができなければ無意味となります。

作業手順書の作り方

職長教育~作業手順書

作業手順書は誰のために作成するのでしょうか。
その作業を遂行する作業者のためだけではなく、現場全体が円滑に進むために必要なのです。
作業者が手順書を見ながら作業を遂行することで、ボトルネックを取り除くことに繋がります。
そのため、作業手順書の作成には、
①現場の全員が取り組むこと。
②現場の全員が理解すること。
③現場の全員が作業できること。
この現場人の3要素が不可欠です。
作業手順書により作業を行うことで、
事故や災害が発生しない
効率良く作業ができる
品質を維持し高めることができる。
などの効果があります。
文章だけの構成で読まなければならない作業手順書ではなく、イラスト写真図表などを盛り込んだ手順書により視覚的効果で作業を遂行し易い手順書としなければなりません。

実行される作業手順書

職長教育~実行される手順書

作業手順書の使用用途は多岐に渡ります。
通常の作業において確認のために見ることは当然のことですが、新たに職務に就くこととなった作業者教育や指導のために用いることもあります。
教える人によって教育内容に差があることは、教えられる人は耐えられません。
そこで作業手順書に基づき教育指導を行えば指導者による教育内容の差は解消されます。
作業手順書は常に変化を好みます。
時代遅れの作業手順書となったり、作業手順書絵に描いた餅とならないようにしなければなりません。
新しい設備の導入資材の変化作業者の変化レイアウトの変更など、あらゆる変化において作業手順書も進化します。
勿論、変化がない現場であっても効率化の追求のために作業手順書を見直すことは必要です。

作業手順書は製品と同様に生ものです。
いつも同じでなく、その現場により常に変化しなければ停滞を招きます。

作業現場の相談役
現場実践型-業務改善コンサルタント
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